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2024. 08. 06

イースタンギア、グロボイドウォームギア製造技術でグローバル市場進出を加速

イースタンギア、グロボイドウォームギア製造技術でグローバル市場進出を加速

韓国製造業の地位向上に貢献

 

近年、ロボットやスマートモビリティの急速な発展により、動力伝達装置市場が大きく変化しています。特に、減速機はこれらの先端技術分野において重要な役割を果たしており、ロボット産業の拡大やスマートモビリティの普及に伴い、ギアや減速機などの動力装置の需要が高まっています。

こうした産業の成長の中で、イースタンギアは独自のギア加工技術と製造技術を持つ企業として注目されています。イースタンギアは、高効率・高出力を誇るグロボイドウォーム減速機の設計から製造までを一貫して行う専門性を有する企業です。

特に、主力製品であるグロボイドウォーム減速機は、従来の点接触方式とは異なり、同時面接触方式を採用することで、より高い効率と耐久性を実現しています。この製造技術により、ウォームギアとウォームホイールの接触面積が広がり、動力伝達効率を最大化しながら摩耗を最小限に抑え、一般的なギアと比較して3倍以上の耐久性を実現しています。イースタンギアは、この独自技術を活かし、顧客の多様なニーズに対応するカスタマイズされたグロボイドウォームギア製造ソリューションを提供しています。

イースタンギアはグローバル市場進出を目指し、2024年6月に日本・東京で開催された「Manufacturing World Tokyo 2024」、7月に中国・上海で開催された「SIA(上海国際工業自動化およびロボット展示会)」に出展しました。これらの国際展示会を通じて、イースタンギアは自社の精密加工技術と革新的な減速機製品を世界市場に紹介し、グローバルなプレゼンスを強化しています。

イースタンギアのクァク・ユヒョン代表は、「イースタンギアは今後も継続的な研究開発と品質向上を通じて、グローバル競争力を強化し、韓国を代表する産業用ギアメーカーとしての地位を確立し、韓国製造業の地位向上に貢献できるよう努めていきます。」と述べました。また、「事業拡大に伴う一部の設備投資や海外進出準備のため、約40億ウォン規模のシリーズA投資の誘致を進めている」と明らかにしました。

 

出典:月刊ロボット技術
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https://robotzine.co.kr/entry/270956